ジンバブエ・ザンビア・南アフリカ共和国と香港の旅


今回は、ちょっくらアフリカまで遊びに行ってきました。
目的は世界3大瀑布のひとつビクトリアの滝を見ること・・である。
半年前にイグアスの滝を見に南米にいったばかりですが (^^;;


フライト日程:(2002年)

以下の8フライト。南米の時より1フライトこれでも少ないです。

出発地 COD 時間 航空会社 便名 到着地 COD 時間
2/27
東京・成田 NRT 18:20 キャセイ・パシフィック航空 CX505 香港 HKG 22:25
香港 HKG 23:50 南アフリカ航空 SA287 南アフリカ共和国・ヨハネスブルグ JNB 06:50(2/28)
2/28
南アフリカ共和国・ヨハネスブルグ JNB 10:00 南アフリカ航空 SA040 ジンバブエ・ビクトリアフォールズ VFA 11:40
3/2
ジンバブエ・ビクトリアフォールズ VFA 12:30 南アフリカ航空 SA041 南アフリカ共和国・ヨハネスブルグ JNB 14:10
南アフリカ共和国・ヨハネスブルグ JNB 16:00 南アフリカ航空 SA353 南アフリカ共和国・ケープタウン CPT 18:10
3/4
南アフリカ共和国・ケープタウン CPT 09:10 南アフリカ航空 SA318 南アフリカ共和国・ヨハネスブルグ JNB 11:05
南アフリカ共和国・ヨハネスブルグ JNB 12:55 南アフリカ航空(※) SA7800 香港 HKG 07:50(3/5)
3/5
香港 HKG 16:15 キャセイ・パシフィック航空 CX508 東京・成田 NRT 21:05

※SA7800はコードシェア便で実際にはキャセイ・パシフィック航空のCX748


利用航空会社

キャセイ・パシフィック航空(國泰航空) http://www.cathaypacific.com/jp/

南アフリカ航空(South African Airways) http://www.flysaa.com/jp/en


航空運賃

南アフリカへは日本から直行便が飛んでない(昔は関西空港からあったが運休)ので、どこかで乗り換えないと行けない。安く行ける候補地としてはアジア経由だと香港かシンガポールかクアラルンプールなどがあげられる。ヨーロッパ経由だとロンドンやアムステルダムなどが考えられる。

色々と検討した結果、今回は香港経由で行くことにした。値段的にはシンガポール経由のほうが安く南アフリカまで行け、しかも航空会社もSQだったのでなおよかったのだが、アフリカに入ってからの便の事を考えると香港経由のほうがトータルでは得になるので、今回は香港経由にした。香港経由だと、CX&SAでヨハネスブルグまでの格安航空券があり(当時)、しかも、アフリカ内のSAの便も追加パスで正規料金より安く手配できた。

値段 詳細 備考
\166,000 成田−ヨハネスブルグ往復 キャセイパシフィック&南アフリカ航空利用格安航空券
\15,000 ヨハネスブルグ−ビクトリアフォールズ 南アフリカ航空追加パス料金
\15,000 ビクトリアフォールズ−ヨハネスブルグ 南アフリカ航空追加パス料金
\7,000 ヨハネスブルグ−ケープタウン 南アフリカ航空追加パス料金
\7,000 ケープタウン−ヨハネスブルグ 南アフリカ航空追加パス料金
\5,700 出入国税等
\5,360 航空保険料 テロ後新設された費用
\2,040 成田空港旅客サービス料
\223,100 合計

※なお、ジンバブエの出国の際に現地でUS$20は別途必要


2002/2/27(水)

 出発日。前回遅刻しかけたので、余裕を持って用意をしていたが、結局、空港に到着したのは出発1時間前だった。テロから半年が経過しているが相変わらず手荷物検査は厳しく、飛行機に預ける荷物のチェックでまた開けられた。何も妖しい物は入ってないのに。そこで驚いたのが、成田空港の検査している警備員の日本語がまだ日本なのに変だと思ってみたら、中国人だった。人不足なのか経費節減なのか?

 チェックインが遅かった為、希望した通路側は満席だった。オーバーブッキングも密かに狙っていたりするので仕方がないか。荷物は何と2回乗り換えた先のジンバブエで受け取りでOKという事で、ちょっと感動。マイレージを OneWorldという事でBAで貯めた。香港から先の南アフリカ航空の分もSAのマイレージ番号を持っていたので、マイル登録をしてくれと頼んだが、無理だと言われてしまった。

 特に今回は問題なく飛行機に搭乗。確かにかなり混んでいた。サービスはいいと聞いていたキャセイパシフィックだったのでちょっと期待。実際の所、機内エンターテイメントサービスとかも始めたのは早かったが、今や各社で採用されているので、あまり目新しく感じなかった。ゲームとかもとりあえず出来たが、コントローラーがシートについたままで取りはずせないので非常に使いにくかった。さらに、香港便では機内アメニティーキットもくれなかった。機内食もメニューがなくてよく分からず、美味しいとも特には感じなかった。期待していた分、ちょっと今一歩だった。おもしろかったのは、ヘッドホンが標準プラグだったことくらい。これは珍しい。

 香港到着直前、隣りに座っていた学生らしき日本人に話しかけられた。唐突、「あの、すみません、ひょっとしてパリに行かれます?」と。???と思ったが、「いや、このまま、アフリカのヨハネスブルグにいっちゃうんですけど」と答えた。「じゃ、乗り換えですよねぇ?よく分からないので教えて貰えませんか?」と続く・・。話を聞いていると、どうも初めての海外旅行でツアーなんだけど、添乗員はいないから乗り換えは自分でやらないといけないとの事。確かに初めは悩むんだよなぁ、ましては香港とか大きな空港だと特に・・・と思いつつ、おもいっきり急ぐ乗り換えでもなかったので、一緒に連れて行けばいいやと言うことで、引き受ける事に。彼の便と自分の便の搭乗口を確認して、乗り換えコースへ。再度手荷物検査を受け、出発コンコースへ行く。とりあえず、彼の便の乗り場まで案内して別れ、自分の便の所へ。すると、もう大半のボーディングが終わっていたので、早速搭乗する。

 初めての南アフリカ航空でちょっとわくわく。中に乗り込むと、何とも言えない雰囲気。これがアフリカなのか?すごく大ざっぱというか大らか。機内の照明もスイッチ一つで全部を一気につけたり消したりするし・・。機内エンターテイメントは当然日本語が何もなく洋楽より邦楽の方が好きな自分に取ってはよく分からない。しかも、パーソナルモニターはなし。アメニティーグッツはとりあえずくれました。しかしながら、機内食はなぜかお気に入りだったりする。香港で積み込んだ機内食の為、中華料理が香港の味で妙に懐かしかった。全体的に見ると、SAは欧米の本ではベストエアラインに選ばれているらしいが、決して快適とは言えないかなっと思った。おまけに、外国から南アフリカに入る便では、殺虫剤を機内でフライトアテンダントがみっちり客席に向けてスプレーするのが、何とも慣れなくて不快。


2002/2/28(木)

 早朝、ヨハネスブルグ着。初めてアフリカに降り立った。特に空港にいる限りは実感がない。3時間ほどのトランジットタイムをぶらぶらしてつぶし、入国することもなくそのまま国際線に搭乗する。搭乗がバスでのアプローチだったので、その時にちょっと外の空気に触れ暑さを実感。でも機内は快適だった。B737-400だったが、かなり乗り慣れた飛行機でいつもと同じだった。機内食は軽食でがっかり。

 日本を出てから丸一日24時間以上が経過してやっと目的地のジンバブエのビクトリアフォールズに到着した。かなり暑い。冬の日本から真夏のここに同じ服装で来ているので、すぐに服を脱ぐ。暑い。30度近くあるようだ。飛行機から降りたらぞろぞろと駐機場を歩いて空港の建物へ。ジンバブエは入国にあたりビザが必要だが、空港で取得できる。入国シートに記入してUS$で30ドル支払い入国。かなり並ぶのでさっさと記入した方が得策。無事入国し、成田で預けておいた荷物を探す。ターンテーブルなんていうものはないので、適当に置いてある荷物の中から自分のを探すと発見。無事二度も乗りついてこんな果ての地まで荷物がちゃんと届いていて感動・・。空港の待合い場所にたどり着くも何とも暗ーーくて、怖そう。何はともあれ両替という事で、US$から両替。日本円もここではレートが悪いが両替できるようだ。日本人なんかいるのか?と思ったら、早速目撃。どうも新婚旅行か何かのようだ。恐るべし日本人、ここにもいたか・・・。空港の椅子に座って身辺整理していると、次から次に黒人が話しかけてくる。人種差別するわけではないが、慣れてない旅行者にとってはなぜか ちょっと怖く感じたりするくらいだ。何を話しかけてくるかというと、タクシーは必要か?という事だけである。

 適当に話しかけてくるタクシードライバーを捕まえて、ホテルへ。値段はUS$20。普通にアメリカドル紙幣が使える。宿泊はレインボ−ホテルというホテル。この当たりは観光地なので激安の宿はなく高め。その中では安めのホテルにした。今回は長時間フライトの後で観光地でホテル数も少ないということで、日本からチケット化して取ってきた。アップルワールド (http://www.appleworld.com/)使用で1泊シングル朝食付き割引きありで\12255。空港から30分くらいで到着。空港からの道はひたすら真っ直ぐで回りはステップ状の木と土しかなく、なんともいい感じ。ホテルに付くとウエルカムドリンクが出てきた。チェックインを済ませると、部屋へ。部屋は結構広く、エアコンやバス等もありいい感じ。とりあえず、作戦会議。

 まだ昼過ぎなので、とりあえず目的の滝を見に行くことに。ホテルから歩いていけるようなので、歩いてまずはセンターへ。ここは相当客引きが多くてかなりうっとうしい。みんな口々に言うことはChangeMoney?ばかり。あとはニーハオていってる人もいる。私は日本人である。そのまま滝方面へ歩いて行くが、ここでも客引きがすごい。今度はなんかこちらの名物である?木彫り細工の売り手である。ずっと無視してるとどんどん値段がさがっていき、最後には1/10まで下がった価格を言ってきた。買わなかったが、かなり水物の値段のようなので、買うなら要交渉。道路沿いを歩いていくと、途中で右に入っていく歩き専用の妖しい道があるので、そこを行く。すると、なんかビクトリアの滝の公園の入り口?という程のものじゃないが、屋根付きの建物を発見。

 どうもそこが入り口みたいなので、入場料US$20をドル紙幣で払って入場。とにかくよく分からないので、道沿いに滝の音を頼りに歩いていく。すると、滝がチラ見えするポイントに到着。滝の規模としてはイグアスを見たばかりだからか、ちょっと小さく感じる。ただ、虹が何とも綺麗にかかっていて最高。美しい。そのまま滝沿いにずっと歩いていくと、何カ所か滝を見渡せるポイントがあり、その都度立ち止まって見るが、虹が綺麗。後から気づいたが、ビクトリアの滝は落差はそんなにないものの、横にながーーーーくできているので、ひたすら滝沿いに歩くことになる。途中まではよかったが、滝の真ん中くらいまでくると、滝のしぶきがすごく、よける木もなくなってしまい、体中ずぶぬれ。気温が25度くらいあり寒くはないが必ず雨カッパは持っていった方がよいようだ。さらに滝を進んでいくと、ザンビアとの国境にかかるビクトリア大橋の横まできて終点。引き返す。途中、これ以上先に行くとすべりやすく危ないというポイントもあり、本当に危険そうだった。柵もなく下手すると滝壺に落ちかねない。

 滝見物を一通り終え、街へもどる。センターの近くに大型スーパーである SPARがあるので、スーパー好きとしては見物に。確かに色々あって面白い。この日はザンベジラガーというビールを買ってホテルに戻る。


2002/3/1(金)

 朝は疲れもあり比較的ゆっくり起きた。しかし、ホテルの朝食が9:30までといわれ、それほどゆっくりもできず。ホテルの朝食はプールサイドで屋外の食事。すごく気分がいい。ここはヨーロッパ風かな?と思っていたがコンチネンタルではなくちゃんとしたビュッフェタイプの朝食だった。卵も鉄板で何でも焼いてくれるという感じで、久しぶりにちょっとリゾートの高級めのホテルに泊まったかなという気分だった。腹一杯になって部屋に戻り今日の作戦会議(といっても一人だが)。とりあえず、ホテルから歩いて隣国ザンビアを目指していった。昨日のビクトリアの滝の国立公園の入口からさらに道沿いの歩いていくと、ジンバブエのイミグレーションがある。そこで出国のスタンプを貰い、いざザンビアへ。さらに道を歩いて行くと、昨日見たビクトリア大橋にでた。橋を渡りジンバブエからザンビアへ。陸路での国境越えは日本ではあり得ないので何度やっても面白い。この橋ではバンジージャンプが出来るようだ。橋の真ん中にジャンプ台があった。橋を越えてザンビアに入ると今度はザンビア側のイミグレーションが。ザンビアも入るのにビザが必要となるが、ここで取得できる。US$ で10ドル払い入国スタンプを貰い入国完了。ほっ。イミグレーションを出るとすぐにザンビア側のビクトリアの滝の国立公園の入口があった。奥に進み、入場料US$10を払い、入場。

ザンビア側から見たビクトリアの滝
(二重にかかった虹)

 ザンビア側の滝はすごかった。ジンバブエ側より迫力がある感じがした。雨期の終わりだったためか水量もあり、なお良かった。さらに、目に飛び込んできたのが滝にかかる2重の虹である。虹が1つなら結構見たが2重にかかっているのは初めてである。なんともいえないくらい綺麗で美しい。ジンバブエ側同様、ザンビア側でもずぶぬれになった。ここの濡れ方は尋常じゃなく、他の3大瀑布であるナイヤガラやイグアスの滝とは比べ物にならないくらい濡れる。シャワーとかいうレベルではなくバケツで水をかぶったくらいだと言ってもいいくらいだ。滝沿いに歩いていくと、やがて滝の上流に出る。いつもの事だが、滝の上流はやけに穏やかな川の流れで妙な滝とのギャップが感じられる。もうひとつ、行ってみたのが、体力がある人だけお勧めする、滝の下の河原まで降りるコースである。ちょうど公園の真ん中くらいから下に降りる道があるが、それである。降りていくとどんどんジャングルぽい所に入っていき、やがて道もあやしくなって、岩場だったり木が倒れていたりして本当にここか?という気がするが、それを通り過ぎると河原にでる。ここからは滝を川の向こうに見る事ができ、上に は渡ってきたビクトリア大橋が綺麗に見える。ここで、私はぼーっと寝転がり1時間くらいをすごした。すごくリフレッシュ。東京とは違っていい感じ。ただ、帰りはその分、上りでありきつかった。

ジンバブエとザンビアの国境にかかるビクトリア大橋
(左がザンビア・右がジンバブエ)

 国立公園を出て、またジンバブエへ戻る。個人的にはビクトリアの滝を見るなら絶対、ザンビア側をお勧めする。値段的にもジンバブエ側の国立公園の入場料とザンビア側の入場料+ザンビアのビザ代は同じである。だったら、ザンビア側のほうが滝が満喫でき、また、非常に綺麗に見えると思う。ただジンバブエ側のほうがいいという人もいるようなので、好みの問題だろう。ザンビアのイミグレーションで出国スタンプをもらい、再び橋を渡って戻る。そして、ジンバブエのイミグレーションで入国スタンプを貰う。滝の観光で日帰りでの出国の場合、再びジンバブエのビザ代は取られないようだ。

 ホテルに戻り、今後の計画を練る。とりあえず、何かアクティビティーをと思っていたので、ホテルの中にあるツアーデスクで相談してみる。慣れない英語での交渉は疲れるが、色々と話を聞いていると、滝全体というか、断片的にしか滝を見てないので、いったいどれくらいでかい滝かよく分かってないと言うことに気づいた(ナイヤガラやイグアスは滝が丸くなっているので、滝の右岸か左岸のどちらか側から全景に近い物を見ることができるがビクトリアは真っ直ぐなのでよく分からない)。そこで上空から見ようと思い相談してみると、まず、ヘリコプターはどうか?と言われた。話を聞き、当たってもらうも、一人という事でなかなかOKがでなかった。たまたまあいのりする客もいなかったようだ。そこで出てきたのが、ウルトラライトという何とも妖しい乗り物。ハンググライダーにエンジンと椅子を取り付けただけのようなもので、パイロットと自分の2人のり。ドアとか窓とか一切なく、風がびゅーびゅー通り抜けていく迫力満点のもの。テレビの撮影にも使われた事があるようである。これなら、明日の早朝ならOKという事で、これに決めた。ちなみに明日は出発日だが早朝なら問題な い。値段はUS$100でUS$のT/Cでツアーデスクに払い、バウチャーを貰う。なんだか面白くなってきた。


2002/3/2(土)

 朝6:30、外はもう明るい。昨日申し込んだ超小型軽量機「ウルトラライト」のフライトの為、ホテルのロビーでツアー会社と待ち合わせ。ホテルまでの送迎もついている。2人乗りの為、他の客は誰もいなく、大きなトラックで迎えにきたが、荷台に一人だけ乗る。朝のジンバブエのドライブは何とも気持ちいい。気温もまだ15度くらいで涼しい。飛行機の離発着がビクトリア空港という事で、30分かけて空港へ。何だかよく分からないが、手荷物X線検査もうけいざ飛行機の所へ。ほんと、飛行機とは言えないくらいちゃっちいもので、かなり怖そうだ。席に座ると地面に足が着きそうなくらい地上高が低く、なんとも変な感じ。シートベルトをしめ、いざエンジンスタート。航空無線のハンディー機に興味津々ではあったがそれ以上に変な緊張感が...。パイロットと二人だけのプライベートフライトへ出かける。飛行機はジェット機と同じ滑走路へタキシングしていざ加速。滑走路に手が届きそうなくらい低姿勢からの離陸は体験した事がなく何とも爽快。地面が相当な速度で流れていく。普通のヘリコプターや旅客機の場合、客席は結構地面から高い所にある事を実感する。離陸後一直線に滝 を目指す。下は一面の森で広大な大地を感じるが、何よりも感じるのは風である。遮る物は何もないので本当に空中にいるという感じ。しばらくすると滝のしぶきが見えてきた。あれだよと指さしてくれた。意外に滝までは時間がかかったが、滝の上空に到着。何周も回ってもらい写真とかを撮った。窓がないので枠とかも写らず、写真撮影には最高。上空から見ると上流から流れてきた川の途中に川幅分の横一直線の滝があり、全部一気に流れ落ちている感じが手に取るように分かった。確かに世界の3大瀑布の一つである。滝を見るついでに宿泊しているホテルとかも上空から見たりして、ザンベジ側の切り立った川沿いに空港へ戻る。最後にサービスしてあげようか?とパイロットが言うのでOKして何だろと思っていると、空港の滑走路の上を通り過ぎた。???と思っていると急上昇し、次に急降下した。並大抵のジェットコースター以上の迫力とスリルがあってもう、たまらなかった。かなり怖かったが、楽しかった。で、ちゃんと管制塔と交信して滑走路へアプローチ。ここでも地上高が低い乗り物を実感した。どんどん降下してもうそこに滑走路があるのになかなか着地しない・・。もうぶつかる というくらいに滑走路が近づいたら、着陸した。意外にこれが怖かった。旅客機では考えられない。無事に着陸しホテルまで送ってもらい終了。かなり楽しかった。おすすめ。(後から気づいたが、この乗り物は危険なアクティビティーという事で普通の海外旅行保険だと補償外になるようです)

 8時半くらいにホテルに戻ってきたので、ゆっくりと食事をとり出発準備をする。10時チェックアウト。ホテルでタクシーを呼んでもらって空港へ行き搭乗手続き。ここの空港はジンバブエ航空が全航空会社の手続きを行っているようだ。荷物を預け、空港横のボックスで出国税を払い出国へ。またぞろぞろ歩いて飛行機まで向かい搭乗。すぐ横にはさっきまで乗っていた軽量飛行機があり、なんだか面白い。楽しい思い出と共にヨハネスブルグへ離陸した。と、ここで、また、殺虫剤を客席に向けてスプレーされた。気分の悪い方はハンカチで顔を押さえて下さいって言われてもねぇ...。気分が悪い。

 ヨハネスブルグでは2時間のトランジット。やる事がいっぱいあるのでさっさとしないと暇がなくなる。ここで、まず入国手続きを済ませ、荷物を一度受け取り、両替をし、ターミナル2から国内線出発ターミナルであるターミナル5へ移動し、チェックインし、荷物を預けて、ボディーチェックを受けて搭乗ゲートへ向かう。といっても、慣れていてトラブルがなければ1時間もなくてもこなせる。ヨハネスブルグでは日本には就航してない航空会社の飛行機がいっぱい見えて面白い。特に目についたのは「kulula.com」というインターネットのドメイン名そのままの航空会社。機体にも当然ドメイン名が書いてあり、空港アナウンスも「クルラドットコム」。詳しくはそのままの(http://www.kulula.com/)に書いてあるのだが、インターネットで予約できる南アフリカ国内線の格安航空会社のようである。今度乗ってみたい。ヨハネスブルグを予定通りに出発。機内食は相変わらず軽食で箱一個である。でも国内線でもアルコールが飲めるのが何ともうれしい。

 ケープタウンには予定通りに到着。国内線到着なので手続きはスムーズ。空港からの足はホテルとかの送迎がある場合は別として、タクシーかシャトルバスになる。シャトルバスは乗り合いワゴンみたいな物で、荷物を受け取るターンテーブルの横のカウンターで申し込める。ここを出てしまうと、私が探した限りでは申し込みが出来る所がなかった(国際線ターミナルにはあるが営業時間が国際線が到着する時間帯のみ)。あえなくタクシーに乗っていく。タクシーはメーター制で私が宿泊したCITYのケープタウン駅近くまででR165(私が行った時のレートで2000円ちょっと)くらいだった。ケープタウンの宿泊先はTHE CAPETONIANという☆☆☆☆ホテル。本当はウォーターフロントに取りたかったが土日を挟む事もありぎりぎりに探したら満室だった。今回はインターネットで予約だけしておいた。予約先は (http://www.travelweb.com/)より。値段はStandard-Rateで1泊シングルユース朝食なしR495で予約しておいたが、実際にはなぜかお得なCorporate-Rateで R453.5請求された。後日、日本でカード会社から請求されたレートで1泊5581円になる。安い。ホテルについてチェックインしようとするも、予約が見つからないみたいな感じで、予約通ってなかったかな?と不安になってみるものの、もう一度名前を告げなおしてみると、あ、あったあった、直接予約ね、という感じで発見できたようだ。取り出してきたルームキーケースにもちゃんと名前が予め印字されていたので、間違いなく予約は通っていたようだ。

 ここのホテル、フロントにでかいオウムが飼ってあってかわいい。こんにちはと言ってみるもの当然だめ。代わりにしゃべってきたのが「Hello」と「Hi!」である。オウム当然英語をしゃべるわけだ(苦笑)。オウムに英語で負けたようでなんだか悔しい (^^;; ホテルは廊下がちょっと狭いものの部屋はかなり美しくて広い。ビクトリアフォールズで泊まったホテルより安くてぜんぜんいい(国も場所もぜんぜん違うのに比べるのはおかしいが)バスルームもかなり明るく綺麗で相当高級な感じがする。いいホテルである。この日はかなり朝から軽量飛行機を乗ったりして疲れているので夕食も食べずに寝てしまった。


2002/3/3(日)

 朝はゆっくりと10時過ぎまで寝ていた。1日しかない観光をしなければと外に出ると、かなりショック。日曜日で店もほとんどしまっており、街は静まり返っていた。大失敗である。曜日設定を間違えてしまった。日曜に観光はやめたほうがいい。とはいえ、目的としている喜望峰にはいかない訳にはいかず、作戦を練る。公共交通機関ではいけない所らしく、ツアーに参加するのが一番いいらしいので、ツアー探しに観光案内所へ行く。とにかく喜望峰に行きたいけど今日しか時間がないと伝えると、ツアーを探してくれた。3件くらい連絡を入れるも催行なしで断られた。最後の1件でツアーがあるという事で予約を入れてもらった。African Eagle Day Tours というツアー会社(http://www.daytours.co.za/)のTHE PENINSULAという半日ツアーで、 R245だった。観光案内所で10%の手数料を取られたが、とにかく行ける事が確定してよかった。このツアー、ホテルの送迎が付いているという事で、 13:40にホテルロビー待ち合わせという事で決定。この時点でまだ11:00くらいで時間があったので、この旅行中にやり残していた事を午前中にやる事にした。やり残した事とは毎回旅行中にしている、インターネットとマクドである。この観光案内所、インターネットカフェが併設されていてすぐに使えるんだが、これも日曜と言うことで営業してない。そこでどっかこの辺で使えるところないか?と聞いてみると、LONGストリート沿いにあると言うことで、てくてくと歩いていく。しばらく歩いていくと何軒かのインターネットカフェを発見。インターネット環境はここでは発達しているようだ。1軒のインターネットカフェに入り早速色々とチェック。久しぶりに日本の情報やメールをチェックしてみたり。アフリカまできて日本の情報が簡単にチェックできるのはインターネットのメリットである。ただ、仕事のメールまで見えてしまうのは何とも複雑な気分ではある。南アフリカの観光情報や帰りのフライト情報等もチェックし、友人にメールを送った。結局、2時間もそこにいた。料金は\6.5/1minくらで、日本までの回線はかなり遅かった。インターネットカフェで次に向かう予定にしているマクド ナルドの所在地を調べ、早速、向かう。なんでまた海外まで来てマクドナルド?という感じもするが、必ず1回食べることにしている。その国の物価やその国独自のものがあったり大きさが違っていたりと、世界共通でありながら、違いを顕著に感じる事が出来る。ここではビックマックセットのMを頼んだが、日本円で350円もしないくらいで格安だった。味は同じだが、ポテトはなぜか美味しかった。

 ホテルにもどり、予定通りロビーで待っていると、ツアー会社の人が迎えに来た。向こうの人が控えた名前がめちゃくちゃで、kamumuとかになっていて混乱したので、ツアーガイドがちょっと確認してみるという事になって観光案内所に電話していた。明らかに他の人は誰もここにいないし、日本人ぽい名前なんだけどなぁ・・と思いつつ、確認がとれ車に乗車。車は単なるワゴン車で7人のりだった。6人の客とツアーガイドでいくツアーという感じ。私のホテルの後、もう一人ピックアップしにいって、ツアー開始。ところがどっこい、色々と案内してくれるんだが、当然のごとく、それらは全て英語。さらにガイドと客との冗談の会話とかも当然ながら全部英語。全く分からない訳ではないが、かなりきつかったのは事実である。久しぶりに英語づくしの半日だった。コースはケープ半島の西海岸をずっとドライブしていく。途中、白い砂浜とか大西洋の荒波とか非常に綺麗な景色が続いていく。面白いのがビーチでパラソルとか使って寝そべっている人がいっぱいいるのだが、誰一人として海で泳いでいない。ガイドの話によると寒流が流れきている関係で、相当海の水は冷たいらしい。だからだ。こ ちらは夏の終わりで緯度的には九州くらいに相当するので本来なら温かいのではあるが。しばらく行くと、Chapman's Peakという道がどうも崖崩れで通行止めらしく、迂回するとの事。仕方がないか。山道を通り抜けていくと、どんどんケープ半島の先端に近づいてきた。最初の観光地はケープポイントという半島の先端。ケープポイントとは大西洋とインド洋がぶつかる所で、小高い丘の上に灯台があり、地平線を拝める。ガイドの話によると丘の麓の駐車場から灯台までは歩くと35分らしいが、ここにはケーブルカーがあり、これだと8分でいける。料金は往復でR24。時間がなかったのでケーブルカーで往復した。料金はツアーには含まれていない。

 次の観光地は喜望峰である。英語で言うと Cape of Good Hope である。行きたいと思っている人は覚えておいたほうがいいでしょう。喜望峰という単語を英訳するのはよくよく考えればそのまま訳すればいいのだが、知らないと悩む。"Kibouhou"では通じない。ここは何かがあるかというと、別に何もなく、単なる崖。ここに観光客向けにとってつけた看板が写真撮影用にあるだけである。ま、来たというだけである。意外に期待はずれ。ま、そんなものか。ここからはひたすら帰りで、今度は半島の東海岸沿いをドライブしていくが、ここもなかなかいい景色。途中からフリーウェイに入って一路ケープタウン目指す。ここで渡されたのがアンケート。これも当然ながら英語で書かれていて、もう!って感じ。内容はこのコースはいかがでしたか?とか、ガイドの知識はどうでしたか?とかいう感じのものだった。慣れない英語で適当に回答しておいた。ホテルまで送ってもらい、費用を払って終わり。楽しかった。

 まだ時間があるので、さらにケープタウン市内を色々とまわった。夕食は南アフリカ最後なのでちょっと豪華に思っていたが、お店はほとんどやってなく、ウォーターフロントまで出るほど元気もなかったので、部屋でルームサービスとやらを取ってみる事に。恐る恐る電話してみると元気に英語が帰ってきた。またまた慣れないが何とか注文してみると、しばらくして部屋に届けられた。ちょっと意味のない贅沢な気分を味わいながら、食事とワインを楽しみ、いい感じだった。


2002/3/4(月)

 この日は帰国日ということで、早朝6時に起床して荷造り。昨日のワインが残っていてちょっと二日酔いぎみ・・ぎくぅ。まだ、お土産が購入してなかったので、近くの売店が開く(07:15)のを待って買い出しに。いつも売店やスーパーでお土産を買うことにしているので、今回も適当に買い出し。まあまあの物が見つかったので、それを買ってすぐに戻る。街の中はこの時間なのにもう活気があっていい感じ。やっぱり平日に来るべきだったと改めて失敗を実感する。9:10 発の便に乗らないといけないので、あわててチェックアウト。ホテルでタクシーを呼んでもらい、一路空港へ。空港は国内線なのですぐに手続き完了。またまたヨハネスブルグと香港で乗り換える。搭乗券は出し直しだが、荷物に関しては東京・成田で受け取りでOKという事だった。2回乗り換えの先だが無事届くだろうか。飛行機のタグは NRT/HKG/JNB という3連である。マニアにはちょっとうれしい。ただ、ここでバゲージのクレームタグをくれなかった。気づいてはいたが面白いので敢えてそのままにしておいた。

 無事に飛行機はヨハネスブルグに到着。国際線乗り継ぎの為にターミナル3から国際線出発ターミナルであるターミナル6へ向かう。途中、残した南アフリカランドを香港ドルに両替し、チェックインカウンターへ。次の便は SA7800 である。この便、南アフリカ航空の便名が付いているので、南アフリカ航空の便のようだがコードシェア便で、実際にはキャセイ・パシフィック航空(國泰航空)が運航する便の席の一部を南アフリカ航空の便として販売しているものである。従って、乗るのは南アフリカ航空ではなくキャセイパシフィックのCX748という便である。よってチェックインも当然ながらキャセイパシフィック航空という事になる。チケットと共にマイレージの登録もしてもらう。ちなみに、荷物は?って聞かれたので手荷物以外に飛行機に預けてある荷物があるというと、クレームタグは?って聞いてくるので、ぉ、きたきた、ということで、ケープタウンでくれなかったと自信満々で言ってみた。すると、何だか大騒ぎを始めて隣の係員とかまで呼んでくる騒ぎになった。荷物の個数と特徴を聞かれるのでバックの特徴を説明すると、調べるからという話になった。何かもっと詳しく色々と話をしているようだが、込み入った話はさすがに英語ではよくわからない。ここで待つか、中で待つかって聞いてきたので、中で待つというと通してくれた。ちなみに、ここの空港は面白くて、カウンターの裏にパスポートコントロ ールに繋がる道があって、チェックインが済むとカウンターの後ろに通してくれる。

 まず手荷物検査ということで、X線検査に並ぶ。今回は問題なし。次に出国検査ということで、パスポートにスタンプをもらい出国完了。しばらく時間があったので日本の自分の家に電話し留守電をチェックするも特に変化なし。搭乗口から飛行機に搭乗するも、先ほどの荷物の話は何もない。いいんだろうか。席で離陸を待っているとキャセイの地上係員が慌てて席を探してやってきて、べらべら話始めた。話を聞いていると荷物が発見できなかったので、この便には乗せられなかった。何とかして家にお届けするので成田に着いたら係員に申し出て欲しいとの事。やったー!またロストバゲージか..と内心喜んでみたり。過去に3回ほどロストしているので、もう慣れているとはいえ・・・。今回はちゃんとそれ用に保険までかけてあったりするするんだなぁ、これが。というわけで、とりあえず荷物番号が全く分からないのはまずいだろということで、荷物番号のメモだけくれという話をして紙の切れ端に番号を書いてもらった。で、いざ出発。わくわく。ま、日本なら言葉が通じるから大丈夫だろう。

 キャセイの便はB747-400でなかなかよかった。行きのSAの便よりは絶対に乗りごごちがいい。成田−香港とも違い、アメニティーキットもくれ、しかも小さなポーチに入っていてかわいいし、機内食のメニューもある。席も頭をささえられるタイプでいい感じである。同じ料金ならCXの便に乗れるようにスケジュールを組んだ方が懸命かなと思う。ただ一つ不満を言うとすれば、カップヌードルがかなり人気で、食べようと思って言ったときにはもう売り切れていた。たべたい時に食べられなく隣の人はおいしそうに食べているのを見せられるのはかなりの苦痛であった。相当機内が寒かったのは確かである。


2002/3/5(火)

 朝8時くらいに香港に到着。実はすぐに乗り継げば昼には日本に帰れる便があるのだが、ここは敢えて、最終便である16:15発の便を予約しておいた。こうするとストップオーバーとまでは言えないものの、8時間の時間が香港でとれ、宿泊せずに観光が可能である。というのも2年前に香港は来たばかりでそれほど観光しなくてもいいし、勝手知ったる所だからである。搭乗券はヨハネスブルグで入手していてチェックインはもういらないし、荷物は通しで預けてあるので香港では手荷物だけで身軽である。とりあえず、入国し市内へ。とりあえず安く行きたいので、前回同様空港からバスS1で東涌へ。値段は変わらずHK$3.5。前回は八達通を買ったが、今回は8時間の滞在でデポジット分を両替するのはもったいないので普通に払うことに。東涌から地下鉄で1回乗り換えて前回行きそびれた旺角へ。しかし、この街、午後から夜中にかけての街なので比較的閑散としている。まず飲み過ぎてやられている胃にやさしい粥を食べることに。色々と街を歩いて、やっている店の中からよさそうな所を選んで適当に入ることに。英語もよく分からないがそれ以上に広東語はもっと分からないので、当てずっ ぽで注文してみる。適当に頼んだにしてはまずまずだった。前回来たときに適当に頼んだものよりは美味しくなかったかなという感じ。KCRの旺角駅とかも見学してさらにふらつく。ネイザンロードとかもいつもの活気でいい感じだった。今回の滞在の目的は電脳街なので、他には行かずにこの街をふらつく。やがて旺角電脳中心とかも開き、物色する。「日本大人気」とかいう売り文句も結構あったが、日本で人気のあるものは香港で売れるのだろうか。謎だ。あと、信和中心にも寄ってみたが、かなりのオタク系ですぐに出てきた。日本のアイドル物も結構あった。最後に女人街で細かい物を買い物して時間になる。空港バスA21に乗り、さっさと空港へ。残ったお金を使い切り搭乗口へ。ちょっと時差ボケと寝不足で眠い。

 成田行きの飛行機は遠い搭乗口だった。前来たときもそうだったが、遠い搭乗口へは列車に乗っていくことになる。機体はA330なので満足。いざ搭乗してみると、かなりガラガラだった。結局の所、真ん中4列席全てを独り占めする事ができ、勝手に4席で横になって帰ってくることができ、かなり快適。ファーストクラスなみの占有である。

 成田にはほぼ定刻に到着した。検疫の黄色い紙に書かないといけないのかなーと思い、飛行機の中で聞いてみたけど、キャセイのアテンダントでは分からないと言われたので、結局、検疫所で聞いてみることに。「ジンバブエとザンビアは書かないといけないか?」と聞いてみると、当然だろと言わんばかりに「アフリカは書いて下さい」と黄色い紙を渡された。いつもこれはめんどくさいので書きたくないんだが書かされるので、あえて日本人だが英語欄に英語で書いておいた。で、質問に出国前から継続しているものはいいのか?と聞いてみると、何かあれば、ここに連絡をくれと紙を渡されて終わった。で、問題のバゲージである。積んでないと言われてしまった以上、係員に直接相談すればいいとは思うが、念のため、荷物が全部出てくるまで、ターンテーブルで待ってみることに。すると...見覚えがある鞄が出て来るではないか。手にとって確認すると間違いなく自分のものである。ちぇ、積んでないと言われたのに出てきてしまった。面白くないなぁーと思いつつなんで出てきたのか不思議である。で、改めて荷物をチェックしていると、スーツケースの足(キャスターじゃなくそれを支える方 )が取れている事を発見した。これは報告しなきゃ、と言うことで、國泰航空のカウンターへ。壊れていると告げるとレポートを作成してくれた。これじゃ、まっすぐ立たないのでさしあたって帰りにくいと言うと、本来は換えのスーツケースにこの場で入れ替えてもって帰ってもらうんだけど、今日はそれもないと言われてしまった。で、何か適当な足の代わりになる台はないのか?と聞いてみると、なんか適当な鞄の足らしきものがでてきた。これをテープで固定する事だったら出来ますが・・・と言われるので、それをお願いした。それで、とりあえず鞄が立つようにはなった。じゃ、後日、中身を空にして着払いで郵送して下さいという話で、一件落着。で、税関を通ろうとするとこんな時間まで何してました?って言われる始末...。もうって感じ。そして、駅に行こうとするが、ぎりぎり最終のスカイライナーを乗り過ごしてしまった。これで帰れば帰れると調べていたが、それ以上は調べてなかったので、空港ターミナルの内線電話で國泰航空に電話して、ひょっとしたら鞄の手続きをしていて最終のスカイライナーを乗りのがしてしまったので終電がないかもしれないという話をして調べてもらっ た。すると、案の定、途中から電車がない区間がある事が判明。何とかしてという話をしていると、電車がなくなった所からタクシーで5000円以内で帰れますか?という話になり、それはぜんぜんOKなのでその旨を伝えると、領収書をもらって後日請求してくれという話になった。というわけで、最終の特急にのり、上野に出て、終電のなくなった所からタクシーで運んで貰った。快適快適。帰宅後、指示通りかばんとタクシーの領収書を一緒に手荷物サービス部に着払いで送ったところ、1週間ちょっとしてかばんは修理業者から直接佐川急便で、タクシー代は、現金書留で無事かえってきた。

というわけで、色々ありましたが、無事、旅行は終了したのであった。帰ってきて真っ先に食べたのはカップラーメンでした (^^;;


最後まで読んで頂いてありがとうございました。次はどこかな?


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