アナログ・デジタル総合種工事担任者


※平成17年4月に省令が改正され、現在はアナログ・デジタル総合種というのは存在しません。
  AI・DD総合種がほぼ近い資格になりますが、試験内容に変更が出ています。ただし、
  工事範囲的には全く同じです。
  具体的にはインターネット及びデータ通信関連の問題が出題されるようになっています。

操作範囲

具体例

試験科目

  1. 電気通信技術の基礎
  2. 端末設備の接続のための技術
  3. 端末設備の接続に関する法規

取得してみて・・・

 このアナログ・デジタル総合種というのはアナログ第1種とデジタル第1種を足した
ようなもので、取ると全ての電話工事が出来るようになる。ただ、試験範囲的には当然
アナログ第1種とデジタル第1種の両方の試験範囲が含まれているので、勉強しないと
いけない範囲は広い。よって一気にアナログ第1種とデジタル第1種が手に入る”おいしい”
資格ではあるが、勉強は大変なので要検討である。ある程度知識がある人であれば、
いちいちアナログとデジタルをばらばらに取らなくていいのでこれをお勧めするが、全く
初めてならば、ばらばらに取った方が楽かもしれない。結局、何回も落ちるなら・・・。

 私の場合、アナログ第1種を先にとり、その後、デジタル第1種を取得したため、全科目
免除でアナログ・デジタル総合種を取得した。アナログ・デジタル総合種とアナログ第1種と
デジタル第1種の両方を持っているのとでは工事範囲に全く違いはないので、改めて取る
必要がないのだが、別の資格を取る時の試験免除のためにばらばらではなく総合種が
必要になったので仕方なく取得した。あと、今までは期限がなかったのだが、制度改正に
伴い平成19年10月1日までしかアナログ第1種とデジタル第1種の両方でアナログ・デジタル
総合種の申請をするのが出来なくなってしまったのであわてて申請して取得した。

 試験内容や試験の雰囲気、また、勉強にお勧めする本とかは、上述の通り全科目免除で
この資格を取得してしまったので、全くわかりません・・・。あしからず。ちなみに、アナログ
第1種とデジタル第1種の両方を所持している人がアナログ・デジタル総合種を申請するのは
至って簡単で、直接総合通信局に申請書を出すだけである。

統計資料

免許所有者:55,093名(平成23年度)  合格率:23.2%(平成12年度)


資格集めのページへ戻る


(c) KKM