※最近、免状の形式が変わったみたいです。乙4の時と違います。
といった酸化性液体の、一定数量以上の取扱い及び貯蔵、また、その監督ができる。
すべてマークシートで、五肢択一式(5つの中から1つ正解を選ぶ)
久しぶりの資格試験だった。今回の受験理由は単純で、乙種第4類の危険物
取扱者資格を取得して10年が経過し、写真の書換えが必要になったからである。
写真を単純に書換えするくらいだったら、ついでに扱える種類を増やしてしまえ!
という事で受験することにした。6類を選んだのは6類に含まれる具体的な物質が
少なかったので、覚える量が少なくて済むからである。
受験している人は比較的若く、化学系で学んでいるのかな?と思われる学生
っぽい人が多かった。乙種第4類のように、ガソリンスタンド等で必要となる
メジャーな資格でない為か、さしあたり日常の業務に必要になるので取得しに
きているという感じではなかった。受験している人も少なかったが、女性の人も
それなりにいた。
試験の内容としては、乙種第4類を先に取得していた為、法令と基礎の2科目が
全て免除であった。結果、危険物の性質ならびにその火災予防及び消化の方法の
10問を解いて終わりだった。つまり乙種6類に属する物質の事だけ勉強すればいい
訳だが、これがとっつきにくくややこしかった。乙種4類のガソリンとか軽油とかと違い
過塩素酸とか5フッ化臭素には全くなじみがなく、なんだこりゃ?という感じだからだ。
実際の物体も分からぬままひたすら丸暗記した。
乙種第4類と違い、勉強する本もほとんど出ていない。その辺の書店でみかける事も
少ないだろう。私は先に取得した知人から譲ってもらった「乙種1・2・3・5・6類危険物
取扱者テキスト(実教出版)」を勉強に使用した。知人はインターネットで購入したらしい。
この本、資格マニアには素敵な本で乙種4類以外の全ての類が載っており、この本で
勉強していくと4類以外も埋めていく事ができそうだ。ただ、網羅している範囲が限られて
いるので、この本にも載っていない問題がいくつか出ていた。お勧めの覚え方は、該当
物質全てを入れた表をつくり、それぞれの物質ごとの違いを比較しながら覚える事だろう。
最後に、取得したところで、さしあたり全く役に立つことはない資格かな?と思った。
化学工場とかで働いていればいいかもしれないが、フツーに日常生活をするには不要だ。
なお、科目免除の場合、免除されている部分と他の類の部分の問題は試験問題から
切り取られていた。また、問題自身も最後に回収された。また、合格率が高いのが気になるが
これは乙種4類のように挑戦的に万人が受けに来るわけではなく、特殊な資格なので
”それなりの人”がちゃんと勉強して科目免除も使って受けに来るからだろう。
※注意
操作範囲・試験内容は最新の情報をご確認下さい。基本的に
上記情報は、私の受験時もしくはページ作成時の情報です。
合格率:68.2% (平成24年度)